雰囲気だけじゃない、ストーリーも癖になるセンスがいい映画4選。

映画好きとまではいかなくても、雰囲気のあるオシャレな映画が観たい！ストーリーも楽しみたい方にへの映画たちです。

PALO ALTO「パロアルト・ストーリー」（2013）

内気で繊細な少女エイプリル（エマ・ロバーツ）は、学校で誰もが認める美人の優等生だが、進路に悩み将来の夢を描けないでいた。両親は離婚しており、母親が連れてきた義理の父親があれこれ自分に口出しすることをよく思っていない。そのためクラブでは女子サッカーチームのフォワードをまかされているが、ここのところ練習に身が入らない。彼女は、アルバイトでサッカーのコーチであるミスター B（ジェームズ・フランコ）の息子マイケルのベビーシッターもしている。妻と別れシングルファーザーのミスターBはマイケルと2人で暮しているが、子供をかわいがってくれるエイプリルのことが気になっている…。

名匠フランシス・フォード・コッポラの孫、ジア・コッポラの長編映画監督デビュー作！

サンフランシスコの街パロアルトを舞台に、ほろ苦く痛い青春をエモーショナルに映し出した作品。

「インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌」（2013）

1960年代、冬のニューヨークが舞台。まだマスコミやレコード会社などが発達していなかったこの時期、シンガー・ソングライターのルーウィンはグリニッジ・ヴィレッジのライヴハウスで歌い続けながらも、なかなか売れず、音楽で食べていくことをあきらめようかと考えながらも友人たちに助けられながら暮らしていく1週間を綴った物語。

「ファーゴ」「ノーカントリー」で有名なコーエン兄弟がフォーク歌手デイヴ・ヴァン・ロンクの自伝をヒントにボブディランが世に出る前のフォーク歌手のリアルな実情を映し出した作品。

1960年代のニューヨークの空気感や撮影中に生で録音された劇中歌が渋く、スターウォーズシリーズで注目されたオスカー・アイザックの演技にも注目！

「カフェ・ド・フロール」（2011）

異なる時代を超えて男と女、母と子の愛が紡がれていく様を描いた。1969年のパリ。障害を抱えた息子ローランを育てるシングルマザーのジャクリーヌにとって、ローランが唯一の生きがいだった。一方、現代のモントリオールに暮らすアンドワーヌは、2人の娘と大切な恋人、両親に囲まれ何不自由なく生きていたが、別れた妻のキャロルはまだその痛手から抜け出せずにいた。

「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン＝マルク・バレ監督が、同作の前に手がけた2011年製作の長編作品。前半の重たいストーリーとは裏腹に物語が進めば進むほど、感情が宙に舞うようなスピリチュアルさを秘めた愛の物語。

「空気人形」（2009）

レトロなアパートで秀雄（板尾創路）と暮らす空気人形（ペ・ドゥナ）に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一（ARATA）にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……。

今や日本を代表する是枝裕和監督が心が宿ったラブドールというファンタジーな設定は、シニカルで人間の本質を突いた物語に浮遊感のような柔らかさをプラスしている。いつの時代もある虚無感を映し出した名作。

今なら無料でお試し！「ゲオ宅配レンタル」

3月 21, 2022

masaru0831

未分類